イベント救護実績|Shorinji Kempo Group 青年訪中団

2024年9月4日(水)〜 8日(日)、中華人民共和国から招待を受けて北京・河南省に訪中された「Shorinji Kempo Group 青年訪中団」にて、弊社の看護師同行サービス『ケアプロツアーナース』のスタッフが帯同いたしました。

現地スタッフ撮影

一般社団法人SHORINJI KEMPO UNITYは、2003年に世界で唯一無二の少林寺拳法を保護し、普及・発展活動を支援するために設立された団体です。

少林寺拳法そのものは、宗道臣 氏(1911〜1980)が1947年に日本にて創始した固有の拳法として知られています。

その目的が、自分のことのように他人を大切にできる人間を育て、よりよい社会と国づくりに貢献することであったように、少林寺拳法は教育的な側面が強い武術です。

日本発祥であって中国発祥の有名な「少林拳」とは全く別の拳法ですが、互いに存在を認め合い、尊重する関係が長く続けられてきました。

今回の訪中はその流れも踏まえ、日中両国政府の青年相互交流プロジェクトの一環として、中国人民対外友好協会より招待される形で実現したものです。

そしてこの訪中団において、ケアプロの看護師同行サービス『ケアプロツアーナース』がサポートを提供いたしました。

本訪中団は、一般社団法人SHORINJI KEMPO UNITYをはじめ、日中友好団体や創価大学などの関係者約75名で構成され、日本国内の18歳〜40歳の若者たちが多数参加し、北京市・鄭州市・登封市にて様々な訪問や交流活動が行われました。

多様な移動・イベントに伴う健康リスク

5日間に及ぶ旅程では、高速鉄道やバスを使った都市間の移動、屋外・屋内を問わず長時間にわたるイベント参加など、体力と環境適応が求められるシーンが連日続きました。

また、衛生環境や食文化の違いによる体調不良リスクもあり、特に下痢・腹痛などの消化器系トラブルや、コロナ以降も続く感染症への懸念がありました。加えて、万一のケガやアレルギー症状などへの初期対応も想定され、医療的な支援体制の整備が求められる状況でした。

渡航前から現地まで切れ目のないサポート体制を構築

ケアプロでは、渡航前から以下のような準備と連携を進めました。

  • 救護計画書の作成
  • 推奨医薬品・衛生物品の選定とご提案
  • 看護師と主催団体との事前ブリーフィング
  • 看護師による参加者の健康状態の把握およびサポート体制の整理

当日は、羽田空港での集合から帰国時の成田空港での解散まで、看護師が常に帯同。宿泊地での夜間対応や、現地医療機関との連携にも対応できる体制を整え、安心・安全な旅程の運営を支えました。

看護師の寄り添いと参加者の安心感

今回の訪中では、大きな傷病者の発生はなく、旅程を無事に完遂することができました。参加者の中には、移動や食事による軽度の体調不良を訴える方もいましたが、看護師が常に様子を確認し、状況に応じて処置やアドバイスを行いました。

クライアント様からは「担当いただいた看護師にはハードスケジュールに同行いただきありがとうございました。」とのお声をいただきました。

海外団体旅行や国際交流イベントに、ツアーナースの安心を

ケアプロのツアーナースサービスでは、学校団体・自治体・民間団体など様々な組織に向けて、国内外の移動・イベントに対応可能な看護師の帯同支援を行っています。

医療体制の整備は、参加者の安心感の向上だけでなく、主催者側のリスクマネジメントにもつながります。海外イベントをご検討中の団体様は、ぜひ一度ご相談ください。

ケアプロツアーナースの詳細はこちら↓

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